HEAVENLY
流れのほとり
あふれてる恵み
180度
イエスにゆだねて
父の涙
贈り物
にぎやかな天国
HEAVENLY
願い
歌う旅人
Arrangement by
岩渕まこと
Musicians
岩渕まこと
1980年にクリスチャンとなった岩渕まことは、そのきっかけとなった小坂忠氏と共に新しいゴスペルの作品を送り出しながら、デュオとして16年にわたる活動を続けてきました。1996年にソロ活動を再開した後も、全国各地の教会からの招きを受けコンサート活動を続けています。
[HEAVENLY]はそんな岩渕まことがコンサートで歌いつづけてきた曲をセルフカバーしたアルバムです。アコースティックギター1本で歌われる歌のひとつひとつは、歌う事の原点を教えてくれるようです。マルチレコーディングが主流になった昨今は何テイクもある歌の中から良いものを選んで編集することがあたりまえのようになっています。 [HEAVENLY]のアルバムコンセプトは、シンプルな中に良い意味の贅沢をしようということでした。このレコーディングに多大なる力添えをして下さった、BS&T STUDIO の木下ジョージ氏はかねてから音楽の流れにこだわってきたエンジニアです。「どんなに良いテイクを組み合わせてもつなぎめで流れは寸断されている」と言い続けてきました。今回はジョージ氏の「気がすむまで、レコーディングしても良いよ」という言葉をそのまま受け取って、納得のいくまで何日もレコーディングをかさねました。今の岩渕まことが確実に目の前でほとばしっています。涙も、熱さも、静けさも、なんの化粧もしていません。今の声で歌われるひとつひとつは「生かされてきた」ことの証のようにすら感じます。タイトル曲[HEAVENLY]と[願い]の2曲は新曲。20年ぶりだというブルースハープもなかなか聴きごたえがあります。[HEAVENLY]が岩渕まことを知る皆様の、お宝になればと願っています。