CD制作裏話11月20日号

CD制作裏話

CDプレス/「北上夜曲」事件

マスタリングも終わり、マスター音源をCDプレス工場へ送りました。いよいよ最終工程。お世話になるプレス工場はまかせて安心のメモリーテック株式会社さん。マスター音源からスタンパーを作り、CD盤をプレスしていきます。レコーディングからミックスダウン、マスタリングとこだわって作り上げた音も、このプレス段階でまったく違う音になってしまうことがあります。

以前「北上夜曲」というCDを作った時に事件は起きました。その時にプレスを依頼した会社から完成品が届き、まずはご予約をいただいている方々に発送!そして発送がひと段落したところで、私たちはワクワクしながら初視聴。ところが「ナニコレッ音がぜんぜん違う!」あれだけこだわって作り上げた音が、薄っぺらな深みのないデータだけという感じの音になっていました。既に1000枚も作っていましたが、それをすべて廃棄して、プレス工場をメモリーテックさんに替えて再度1000枚のCDをプレス。(泣)既にお送りしていた方々へはお詫びのお手紙とともに新しいCDをお送りすることになりました。プレス工場選びは大切です。

RECこぼれ話

今回のミックスダウンはエンジニアの峯岸さんが作業してくださって、仕上がった音をまことと由美子と3人で最終チェックをするという形で進めました。ちょっとボーカルの音量を大きくしたり小さくしたりするだけで、まったく世界が変わっちゃうんですから音の世界は奥が深いですね。マスタリングでは曲と曲の間を何秒にするかも決めます。この曲の後は少し長めに曲間をとったほうが次の曲が活きるとか、すぐ次の曲が始まったほうがインパクトがあるとか、今回も滝瀬さんと一緒にいろいろこだわって作業を進めました。

出来上がりが楽しみです。

レコーディングした音をミックスダウン
峯岸くん(ドクター)と仕上がった音を確認です
歌と楽器のバランスでだいぶ変わります
マスタリングの一コマ
マスタリングを終えて完成です!!

天使のお話 

由美子の膵臓癌がみつかってから2年が経ちました。抗がん剤治療、手術と続く中で、まことは由美子の介護と仕事を一人で頑張らなければならなかったのですが、この間、何人もの天使が私達の前に現れました。スケジュール管理、打ち合わせ、各地でのコンサート会場の音響を採算度外視でサポートしてくれる音響会社のS社長とスタッフ。またまことが村長を務めているコミュニティーサイト・アリシアの森の運営を、またまた採算度外視で助けてくれるEさんとスタッフ。強力なサポートを続けてくれる由美子の兄弟姉妹。一緒に礼拝をしているCF風の会のメンバー。適切なアドバイスをくれる由美子の主治医の二人のO先生。そして多くの方々のお祈りとサポートに支えられて、今私たちは生きています。夫婦二人だけではこの難局を乗り越えることは到底できませんでした。これからもそうです。新しいCDを制作できるのも、こんな天使たちの存在があるからです。そよ風のGARDENでは、今日も天使たちが空を飛んでいます。